Matsuda Ikuya

静止画と映像の撮影、それに付随する編集や音楽の制作。一眼レフやデジタルシネマカメラ、ドローンを利用した写真撮影・映像制作を行っています。

LEICA Typ240でライブ撮影 : Sons of EVElette ワンマンショー

LEICA Typ240でライブ撮影 : Sons of EVElette ワンマンショー

Sons of EVEletteのワンマンショー、『Endlees re:collection』ライブ撮影を行った。

ポートレートやアーティスト写真の撮影にはうってつけ、格調高い絵画の如き絵作りの、LEICA M-P Typ240を使用。

以前同じ場所で使用した際には、外光の差すお昼どき。透明感のある柔らかな画になったが……

今回は夜間の撮影。雰囲気はがらりと変わり、気迫や凄味を感じる写真が多数得られた。

……一枚一枚撮影後プレビューをチラリと見るたび、撮っている本人も驚くようなイメージが映し出される。平静を保つのに苦労した。

LEICAは、別格だ。


ライブの会場となる「田原町ミューズ」は、スペース利用予約がない限りは鉄道駅の待合室として使われている。

よって、すぐ隣には駅があり、電車も通る。

視界をそのまま切り取る、LEICA製50mmらしい遠近感だ。

ライブ撮影を請け負っていて思うのは、一眼機やミラーレスよりレンジファインダーの方が撮れ高が良好であるという事実。

逆光撮影が基本であり、一秒ごとに照明が移り変わるような音楽ライブでは、AEやAFの瞬発力と正確さが如実に解る。

LUMIXやα7クラスのフラッグシップ機であれば大きくは問題にならないが、一昔前(具体的には2010年代前半以前)のカメラシステムでは迷いまくって追い付かなかったりする。

最新機であってもMモードにするのを忘れると、ファインダー内が真っ暗に or 無理やり露出を保とうとしてSSが安全速度を切って手ブレを起こすことはよくある。

対してレンジファインダー機であれば、ファインダー・距離計窓はレンズを介する光学系とは別系統であるわけで「どれだけ絞ろうが、極論レンズを交換のために外していようが、常に肉眼と同じ明るさでファインダーを確認し続けられる」し、ライカ使いはマニュアルモードが身体に染み付いた変わり者が多いので、手ブレ防止のSS固定で大抵の条件に対応できてしまうのだ。

また、シャッターを切った後のブラックアウトも存在しないので、常に画角に集中していられる。これは、一眼機においてはα9等のごく限られた機種でしか実現できていない。

ピントに関しても、私はどうしても明かりが稼げない場面とか、特別な理由がある場合を除いてf値開放では撮らないので、常にそこそこな深度を持てるため、大きく外すことは少ない。

まあ、地明かりが暗い音楽ライブという環境は「特別な理由」になる訳で、ジャスピンでないことも少なくはないのだが(笑)、それを補ってなお余りある、力のある画を見せてくれる。

マウントアダプターを介して135mmのf2.8という望遠を使う場合でも、ライブビュー機能とピーキングで問題なく対応できた。


余談だが、ライブの後にフラッシュ撮影も試してみた。

フラッシュはGodax AD200。

動作させる環境は下記の記事を参考にとうぞ。

About The Author

198
1999年生まれ、福井県出身。

4歳よりバイオリン及びピアノを学び、絶対音感を持つ。14歳からはギターとドラムスを楽しむ。米国Los AngelsにあるMusicians Institute Hollwood校にて音楽を学びつつ、Hollywoodの制作スタジオに出入りした経験から映像制作にも活動を広げる。

現在はフリーのカメラマン、音楽プロデューサーとして、音楽制作と映像撮影、グレーディング等手広く活動を行っている。

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)